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2005年03月12日

好きなものへの敬意

先日、"ムーン・リバー"という曲が好きだという話をした。
歌詞も好きなので、載せてみよう。

ムーン・リバー 1マイルよりもっと広い河 いつか私は胸をはって あなたを渡ってみせるわ 私に夢を与えて来たのはあなた それを破って来たのもあなた あなたが何処に流れて行こうとも 私はついて行くわ

二人は岸を離れ 世界を見るために漂う漂流者
見るべき世界はたくさんあるわ
二人は同じ”虹の端っこ”を追いかけているの
それは あのカ-ブを曲がったあたりで待っているかもしれないわ
幼馴染みの冒険仲間 ムーン・リバーと私

ちなみに”虹の端っこ”とは、"At the end of the rainbow,there is a pot of gold"ということわざから来ているらしく、夢が叶うところという意味だそうです。


さて、わたしはキリンジというバンドをよく聴くのだが、彼らの曲に"drifter"という曲がある。
そして、その一節に、こんな歌詞がある。

欲望が渦を巻く海原さえ ムーンリバーを渡るようなステップで踏み越えてゆこう あなたと

"drifter"自体、とても好き曲なのだが、"ムーン・リバー"という歌を知っているとさらに素敵な曲になる。
こんなふうに、繋がりがあると少し楽しい。
小沢健二の歌詞に出てくる steely dan だとか。
ベルアンドセバスチャンがアンコールで歌う The Who の"the kids are alright"だとか。
あげれば切りがないけれど。


音楽はひとの感情に支配されているのだから、
オリジナルを追求することも大事だけれど、好きなものに大きな敬意をはらうのも素敵なことだと思った。

投稿者 to : 2005年03月12日 23:04

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コメント

オリジナルもいいけれど、the Innocence Missionのやつもすごくいいですよ。機会があれば、是非、聴いた方がいいですな。

投稿者 Zenta : 2005年03月14日 10:46

見つかった際は、ひとつよろしくお願いします。

投稿者 to : 2005年03月16日 19:28

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