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2006年08月02日

園芸の季節

 気象庁ではもう梅雨が明けたなどとほざいておるそうだが、ここ数日の空を見上げる限り、どうもそうは思えない。今日なんざ、なかなか涼しくて快適な気候。これで梅雨明けかよ。どうもお上の言うことてえのはいい加減だよなあ、などと思われて。

 ワールドカップも終わり、音楽のタイトなスケジュールも一段落し、梅雨も明けた(ことになっている)のでは、言い訳も思いつかなくなってきた。そろそろ園芸の頃合いか。ってなことで、虫除けの類を買ってきて、本日から作業開始。ま、そうは言っても、毎日ほんのちょこっとずつしかやらんのだけれど。

 まずは、手近なところの草取りが続くわけですな。
 蚊取り線香を炊き、腰に携帯ベープマットの類をぶら下げ、しゃがみ込んで雑草と覚しきものを抜いていく。太陽が不足していても、雑草てえものは頑張るもので、あちらこちらを支配している。そういうのをちまちまと抜いていくのだけれども、毎年のことながら、悩ましい。雑草雑草言うとるけれども、これも一つの生命体であるのに、俺ってば何をしておるのだろう、と。草にしてみりゃ、血も涙もない人非人が来よったで、逃げろ、逃げろ、逃げなはれ……と、けれども、哀しい哉、草には移動手段がないので、うぎゃぁぎゃあと断末魔の叫びを上げながら、極悪巨人の犠牲になってしまう。雑草の世界では、毎夏、そういうホラー映画なんか作ってたりしてな……などと、猛烈な太陽に照らされている訳でもないのに、妄想逞しくして、なかなか手が進まない。むむむ。

投稿者 zenta : 2006年08月02日 10:38

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