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2005年03月02日

不自由なんだ

 高齢化と人手不足の甚だしい、近頃のカッパギF.C.。寒さに震え上がりながら、春の大会予選リーグ第二試合にフル出場した。前半5分ほどだったろうか、大きくかぶったボールを見上げながら、威勢よく反転したところで転倒。ボールに触れたわけではなく、敵とも味方とも一切のコンタクトはなく、ただ、反転しただけ。ただ、反転しただけ。ただ、反転しただけ。なのに、こけた。絵に描いたような独り相撲である。相撲なんぞ得意ではないのにね。

 兎にも角にも、現在、私は片足が不自由な状態なのである。本当は「×××を引いている」と書こうと思ったのだけれど、差別用語に相当するのかな、と思って自主規制した次第。しかし、自主規制して伏せ字など施してみたところ、却って、その語を強調したような形になってしまった。念の為に言っておくと、その語を強調したり、差別を助長しようなどというつもりは全くない。差別は言葉の問題ではなく心の問題なのである、ということを表現したいだけである。

 言葉狩りのような形で規制が進めば、私たちの言葉はどんどん不自由になってしまう。妙な新語が増えて、伝統的な語が死んでゆく。それは、言語が生ものである限り、避けようのないことではあるものの。

投稿者 zenta : 2005年03月02日 20:55

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