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2005年03月17日

050317

地盤の掘削と改良、検査があった。
例の劇場は、すでに、設備の考え方と、劇場の考え方をまとめつつある。松本から帰ってすぐに、案の骨子がまとまった。松本で見た舞台が、演劇と言うものに距離を置いていた我々に対して、もっと身近で自然な劇場空間を教えてくれたような気がする。そう言えば、昔、黒テントで名を馳せた演出家が審査員に名を連ねるのだ。
あさっては、再び、三軒茶屋にある世田谷パブリックシアターに出向いて、劇場を構成するための技術的な解決はどうあるべきか、第一線で活躍中の舞台技術監督に助言を求めに行く。審査員のひとりである演出家も、かつてこのパブリックシアターを一緒に立ち上げた人なのだ。
プロポーザルに残る11人の設計者には、世田谷パブリックシアターを設計した建築家が含まれている。強敵だ。なぜなら、世田谷パブリックシアターは、小劇場としてその空間と企画で、大変に成功した劇場としての定評があるからである。われわれは、「つぎ」を目指さなければならない。

投稿者 geta : 2005年03月17日 19:06

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