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2005年06月25日

050625

赤いドイツってのはどうなんでしょう。コンフェデレーションズカップのことですけれど。僕が知ってるドイツのジャージの色は、上から白黒白か緑白緑。74年のワールドカップの決勝戦、オランダの躍動的なオレンジ色と屈強なドイツの白いジャージが、緑の芝生の上で相まみえた一戦は、いまだに鮮やかな色彩が目に浮かぶ。同じ大会、大雨のゲルゼンキルヘンスタジアム。鍛え上げられたドイツの選手の肉体にぴったり張りついた、緑のジャージはカクテル光線に映えていた。大会屈指の好ゲーム、スウェーデンの10番、エドストレームの放ったボレーシュートは、名手マイヤーの手をかすめもせずにネットに突き刺さった。直前、ヘディングのクリアーをミスして彼の真上に上げてしまったのは、ドイツの4番シュヴァルツェンベックだった。身体は大きく屈強だが、決して器用ではない重戦車のようなバックの選手だった。2005年、ブラジルにPKを献上したのはドイツの4番。同じようにどう見ても華のない、インテリジェンスはもしかしたらあるのかもしれないけれどそうは見えない、強さ第一の印象がぬぐえない。30年たっても、ドイツには同じような選手がいて、同じようなチームづくりをするのかしら。どうせなら、ジャージの色も変えなきゃいいのに。

投稿者 geta : 2005年06月25日 22:54

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