« ウイルス | メイン | プライバシー »

2005年06月30日

馴染みの町

家の回りを自転車でぶらぶらしていると、近所の方に声を掛けられるようになってきた。天沼に住むようになってから2年しか経っていないのだが、いつの間にか、近所の方々と声を掛け合うようになってきた。銭湯のおばちゃん(林泉湯)、中華屋のおっちゃん(味十一番)、ベルギービール屋のマスター(バルト)、焼き鳥屋の老夫婦(鳥久)、安くて旨い鉄火丼を作っているじいちゃん(川秀)、床屋のあんちゃん(オシャレサロンTANAKA)・・・、実は何方の名前も知らないのだが、出会えば、ふと顔がほころんで、挨拶したり、されたり、となんだか町に馴染んできたようで不思議な感じである。学生時代を振り返ると、近所の馴染みのお店なんてものができた例しがなく、もちろん声を掛けられるわけでもなく、それになんの不満もなく、寧ろその方が楽だったような気もする。けれども、何年、何十年も経ってから懐かしく感じるのは、物や場所だけというのは寂しいものである。人も含めて町にどれだけ馴染んでいけるかが今後の課題である。

投稿者 tsubaki : 2005年06月30日 02:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://gokarasu.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/176

コメント

コメントしてください




保存しますか?