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2005年06月13日

天才なのかもしれない

先月、とあるカフェでアコースティック・イベントがあると言うので友達と偵察に。

それは、下手でも何でもいいから取り敢ずやってみよう!と言った感じのなアットホームなコンセプトのイベントで、誰でも自由に、ギターを持ってくれば参加出来て、一人二曲までで、参加者も色々。

主催者の人が上手過ぎないのはそのイベント自体の色合いが出てていい感じ。 かと思えば、レズビアンのおばちゃんが凄く上手でかっこよかったり、 でも、その時一番凄かったのはフランス人の彼。


英語もほとんど喋れなく、少し対人恐怖症っぽい彼は、コードなのかそうじゃないのかぐらいのギリギリの所で、ギターを一心にかき鳴らし、訳の分からない歌を歌いながら、全く予想の出来ない音をジャーンと出したと思ったら、次の瞬間、いきなり単音で、


べーン、べべべーン、ベーーン!


思わず、友達と顔を見合わせて、

「やばい!!」
「凄すぎるー!!」

と、叫んでしまいました。(小声で)


いや、本当にピカソの絵のような衝撃。
簡単に言い切ってしまえば、凄く ヘタ だったのですが、
何故か、引きずり込まれてしまう。


二人で、あの子は何かちょっと変われば凄い事になるに違いないと興奮。
あの瞬間二人ともかれのファンになってしまいました。うーん、もう一回聴いて見たい。

投稿者 kajiya : 2005年06月13日 21:48

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コメント

 件の彼が天才かどうかは兎も角も、何ともおもろそうですなあ。
 阿佐ヶ谷でもそういうイベントが出来ないものだろうか。

投稿者 Zenta : 2005年06月14日 02:05

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