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2005年07月06日

お天道様

 世の中には様々な悪人がおるけれども、そういう人々にも、悪を恥じる心というのか、罪の意識というのか、名状し難い何かがあるのかねえ、と思わされることがある。これは、逮捕された人々が連行されたりする際の、顔を隠すようにしたりする姿に象徴される。勿論、中には、正面を見据え、カメラを見据え、動もすれば、喧嘩なら買うぞ、オラオラァ、というような、堂々たる態度の者もいなくはない。あとは、全くの無関心というパターンもありますな。あ、こっちに歩けば良いんですか……はあ、じゃ、そっちへ……あ、はいはい……何だか人がいっぱいいるなあ……というような、他人事のような態度の者もいる。これ以外に、悪事を重ねてはおるけれど、捕まっておらぬ人々だってたくさんいるだろう。北叟笑んでいる人、脅え震えている人など、様々であろうけれど、未だ捕まっていない人を目にする機会にはなかなか恵まれない。

 フーテンの寅さんを絡めたCMの中の「お天道様が見ているぜ」という科白から、突然、こんなことを考え始めた私である。

 悪事を犯しているのに捕まらない、という括りだと、寧ろ、総理大臣とか大統領なんぞを思い浮かべてしまう。何とも情けない世の中だ。お天道様が見ているぜ。G8の会議室に是非伝えたい一言である。

投稿者 zenta : 2005年07月06日 23:58

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