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2005年10月25日

“Whatever”

 日曜日は気持ちのいい秋晴れで、私の働く式場からは丹沢の山々や富士山がよく見渡せた。
 親族中心20人余りの何もない、穏やかな日にぴったりの穏やかな披露宴である。二人の個性か両家の文化か、あるいはおれのかけているハカセタローのせいか、まったりしている。と、唯一の客であるご両人の同僚女性5人が席を立ち、新婦を囲んで
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まるで集団催眠にでも掛かったように、狂ったように一斉に連呼しだした。良くある光景ではあるのだが、先程のまったり感のぶん、異様だ。おまけに一人だけ目が全然笑ってなくて恐い。
 嵐はほどなくして過ぎ去り、何事も無かったように食事音が響く。宴のクライマックスは定番の新婦さんのお手紙。
「ママ・・・、パパ・・・」
私の知る限り、 こう呼ぶのは20人に一人ぐらい。
「そしてマックン(仮名)のパパ、ママ・・・」
私の知る限り、相手方にもこう呼びかけたのは記憶にない。
 そしてお開きはオアシス。
I'm free to be whatever I choose〜
(ぼくはぼくの選ぶ何になったっていい)

投稿者 shachi : 2005年10月25日 15:08

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