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2006年05月22日

男所帯

訳あって、(と言っても大した訳じゃない)只今、わが家は男所帯。
親父と兄貴と僕と言う構成で暮らしている。

自然と、基本的に親父殿が家の舵を握る事になる。

その殆どが、お母んからバトンタッチされた物かもしれないがどの家にだってルール(決まりごと)がある。塩はここにあるだとか、ゴミはこう、まとめるだとかそう言った物。そんなルールを親父殿は新入りの僕に色々とそのルール手ほどきしようとするのだ。

いや、本人は教えているという自覚も無いのかもしれない。僕が何かやる度、手伝う度に、僕に何かを頼むそのつど、ちょこ・ちょこ・ちょこ・ちょこ・ちょこ・ちょこ、と話しかけてくると言った方が正しい。

もちろん、そんな決まりごとは大事だし、もとからあるそれを尊重するつもりではいるのだけども、その細かい事、細かい事。だぁぁぁあー、と思わず叫びたくなるのを堪えながら笑顔で、その話しかけ攻撃を受け切る事だってある。洗濯をする際の、洗剤の望ましい入れ方(って、なんじゃそりゃ!?)までは教えていただかなくても結構なのだ。


にしても、これは新しい発見だ。


「男だから、女だから、細かい」とか、そういう事ではないらしい。
それは単純に性格。

今までその舵取りの役割が廻ってこなかった為に表に出なかっただけなのかもしれない。昔は頼まれた時ぐらいしか手伝わない、家の事には殆ど口を出さなかったのに、と考えると面白い。親父に関する新しい発見。でも、考えて見ればそんな性格だったような気もする。


ちくいち細部にこだわるのは素晴らしい事だけども、ある程度、目を離しておくっての大切なんじゃないかなぁと思う今日この頃。結構それでも、上手く行ったりするもんなのです。子育てだって同じようなもんだろう。あ、それに関しちゃぁ親父殿はまったくと言っていいほど手放しだったなぁ。


ん?

本当に上手く行ってるのか??


なんにせよ、洗濯をする際には必ず、そ・の・望ましい方法で洗剤を入れてしまう自分が少し歯がゆい。

投稿者 kajiya : 2006年05月22日 03:08

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