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2006年10月04日

深夜の訪問者

 深夜に突然玄関のベルが鳴る。何事かと飛び起きて出て行くと、近所のおばさんが子猫を抱えて立っている。すべり台の下にいたんですよ、とのこと。見てみると子猫というより幼猫と呼ぶべき、辛うじてよちよち歩きができるかどうかというほどの様。雨上がりで辺り一面の草はびしょ濡れなのに、かの猫は湿ってさえいない。ほんの何分か前に誰かが運んできてそこに置いたとしか考えられぬ。深更、人気なき団地の闇に満足に歩けもせぬ幼き命を放置する者の心境や如何に。
 とにもかくにも、そのままにしておいては、無事に朝を迎えられるかも怪しい。陽が昇る頃には、子猫にとっては天敵とも言うべき烏も活動を始める。選択の余地はなく、私の部屋で保護することと相成った。
 病院に連れて行き、健康状態を診てもらったり、子猫用のミルクなんぞを用意したりして、できる限りのことを。甲斐あって、すっかり元気になって、今では所狭しと部屋中を走り回り、傍若無人の乱暴狼藉。

 信頼できる貰い手もみつかりそうになく、数日が経過している。我が家で飼うためには、先住のちょいでぶ猫様のご機嫌をどうにかせねばならない。狭量な猫だからなあ。問題頻出しそうだなあ……と、猫の多頭飼い、猫同士を仲よく、猫の相談室、などなどというwebを必死に読んでいる私である。ううむ。

投稿者 zenta : 2006年10月04日 10:28

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コメント

うきょー!!
かわいいにゃー♡

10年以上昔の話なのですが、当時飼っていた猫と共に都落ちした事がありましてねぇ・・・
その時、実家にも妹が飼っている猫様がいたのでございます。
最初は、顔を会わせる度にお互い「フギャーッ!」なんて牽制しあっておったのですが、
時が経つにつれ、なんとなく理解し合えた様子で、仲良くしてましたよ。
先住のちょいでぶ猫様もそのうち理解して下さるのでは?
ううむ、それにしてもかわいいにゃ〜♡

投稿者 flint : 2006年10月04日 22:12

おお!
ナナちゃんも、最初は警戒したり嫉妬したりするでしょうが、きっと友達がいたほうが楽しいですよ。
今度、zentaさんのウチに行ったらネコが2匹いるのか。
それはとても楽しみだ。

投稿者 りんご : 2006年10月05日 00:49

 いやあ、うまくいくかなあ。いってほしいなあ。

投稿者 zenta : 2006年10月05日 10:30

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