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2006年11月21日

Life is RE.

 最近“Re=再”ということを考えていて、懐かしのからす新聞第0号(名称未設定新聞)に、Mother Goose のこんなライムが紹介されていたことを思い出した。

 Solomon Grundy,
 Born on Monday,
 Christened on Tuesday,
 Married on Wednesday,
 Took ill on Thursday,
 Worse on Friday,
 Died on Saturday,
 Buried on Sunday,
 This is the end
 Of Solomon Grundy.

 ソロモン・グランディー、
 月曜に誕生、
 火曜に洗礼、
 水曜に結婚、
 木曜に病気、
 金曜に悪化、
 土曜に臨終、
 日曜に埋葬、
 これにておしまい
 ソロモン・グランディー。

 ソロモンの人生のその途中、行間には何度もの“RE=再”があったはずだ。一歩進んで二歩下がる。救急車に乗るのはあれっきりにしたいが、イギリスにはまた行きたい。ああ人は飽かず繰り返しをしたりしたくなかったりできなかったりやっちゃってたり。これはつまり Life is RE. なのだ。

 Solomon Grundy,
 Reborn on Monday,
 Religious on Tuesday,
 Rewarded on Wednesday,
 Remorseful on Thursday,
 Reflected on Friday,
 Returned on Saturday,
 Rejoyced on Sunday,
 This is the end
 Of Solomon Grundy.

 ソロモン・グランディー、
 月曜日、生れ直して
 火曜日は、信心深くて
 水曜日、がっぽり儲けて
 木曜日、良心痛めて
 金曜日、反省しまして
 土曜日に、あの世に帰って
 日曜日、お祭り騒ぎになりまして
 これにておしまい
 ソロモン・グランディー。

 からす新聞創刊から8年半。またそのぐらい経ったときに、ソロモン・グランディーの reincarnation「輪廻転生」ありやなしや。

投稿者 shachi : 2006年11月21日 03:51

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コメント

『出生と交合、そして死。
 つきつめれば、それだけのことだ。
 出生と交合、そして死。
 俺は生まれてきた。一度でもう十分・・・』
           T・S・エリオット

なにもそこまで黒っぽくなるこたあないぜ、T・S・。
ひょっとしてフラれたろ、お前。

『死後の世界を信じる人々は完全に正常です。そういう人々だけが究極の幻滅を感じないですむ人間なのです。』
           P・D・ジェームズ

うん、こっちの方がいいな。

『生活はすべて次の二つから成り立っている。
 したいけれど できない。
 できるけれど したくない。』
           ゲーテ

これは、もっといいな。

『なに飲んでるんだい?』
『「もう一杯」っていう名のお酒よ』
           -バーにて-


life is RE...NOT BAD.


投稿者 guffaw : 2006年11月23日 05:58

『なに飲んでるの?』
『「お願い、あと一杯だけ」っていうお酒よ』
         -東長崎のスナックにてー

投稿者 Anonymous : 2006年11月27日 05:19

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