2008年01月02日
おいらはドラマー、ではございません
あけましておめでとうございます。一応、形だけでも。
何かの曲がふと思い浮かび、それが頭の中でリピートしてしまうってことがあるよね。多くの場合、ワン・フレーズか、せいぜいがサビ一つ分とか、その程度のもので。場合によっては、脳内で鳴り続けるだけでなく、口遊んでいたりして、町中ではっと我に返る、なんてこともありましょう。軽く赤面する場面か。
何が切っ掛けで始まり、何が切っ掛けで去ってゆくのかはまるでわからんし、選曲の基準ってなものも判然としない。自分で好きだとは思っていない曲や、すっかり忘れていたCMの一節やらが、唐突に憑き物ののように離れなくなるような感じ。
今年は早々にそのリピートがやってきた。毎度のことながら、思いも寄らない曲ざんす。Stormbringer。Deep Purpleの同名タイトルの11枚目、III期の最後のアルバムの初っ端。そう言えば、あれが初めて買ったイギリス盤だったような気がする。御苑のディスクロードかな。
今回のリピートが今までと違うのは、短いフレーズではなく、イントロからエンディングまで通しで頭の中で演奏されるってところ。
イントロのジャジャジャジャ、ジャジャーンと始まり、ワヤーンワヤーンワーという間の手あり、リッチーのギター・ソロの二本分の被りまで出てきて、エンディングのギターのビャッビャッビャッ、ビャッビャッビャッ、ビャッビャッビャッビャーン、ジャジャッ、ってところまでチリのバツ。で、ここまで来たら頭に戻って、また、ジャジャジャジャ、ジャジャーン、って。
リアルタイムで聴いた音楽だし、それなりの回数は聴き込んだような気がするが、それにしたって丸暗記するほどではないし、ここ四半世紀以上もあのアルバムを聴いた覚えはない。ううむ、記憶とは、脳とは、何とも不思議なものだなあ。
「Stormbringer」ってタイトルに何かのお告げが含まれているのかもしれん。日本語にすると裕次郎になってしまって、ジャブだ、ボディだ、チンだ、って、それじゃ、ちょいと意味が違ってしまいますなあ。
投稿者 zenta : 2008年01月02日 23:58
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