2005年10月05日
落語天国・報告
今回のライヴでは随分な持ち出しになってしまったけれども、評判は上々。生まれて初めて落語を見た、しかも、大変面白かった、という人がたくさんいたので良しとしよう。他人が何と言おうと、良しと思い込むぞ、と決めた立派な主催者である。
大赤字と雖も、それはそれ、これはこれ、楽しく時間を過ごすのに金なんぞは関係ないのである、とは思う。とは思うものの、毎度毎度大きな赤字続きだったら、こういう形でのライヴを継続的にやっていくことは、直に困難になるであろうことは推測に難くない。黒字とは言わずとも、少額の赤字に押さえなくてはならんのである。ああ。
もっとも、今度のオータム・ジャンボでどかんと高額賞金が当たれば話は全く変わってしまう。可能な限りの大盤振る舞いに及んで、扇好師匠に限らず、お気に入りの噺家さん、芸人さんを招いて、バンドだ、落語だ、演芸だ、と燥ぐ阿呆に見る阿呆。何だよ、野郎、最近調子に乗ってんじゃねえか、と顰蹙を買うことになるのかもしれん。まあ、孰れにせよ、未だ当たってないんだから、これを皮算用と呼ぶ。
それにしても、噺家さんと同じ板に乗る日が来るなんて、思いもよらなかった。こうなったら、次回は、ギターを扇子に持ち替えて、おいらも落語で対決してみるか、と、そんな大胆不敵なことを考えている私である……って、一方では、余計なことは、まず、赤字を何とかしてからにしてくれ給えよ、と理性が訴える。ああ。
投稿者 zenta : 2005年10月05日 14:13
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