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2006年03月21日

113+1

 3月17日、東海道線から113系引退。関東では「湘南電車」だが、少年のころ私には電車イコール113系であった。
 小学校の低学年だったか、家近くの身延線の線路に1円玉を置いて電車に轢かせて遊ぶのがなんだか面白くって。轢かれた1円玉はへなぺしゃで。そんで程なく御用になって、竪堀駅長室に正座。駅長、レヴェル4超級に恐かった。親呼ばれて親もまあ普通ではなく、家に帰っても、いつもなら味方してくれるじいちゃんは元南甲府駅長ときたもんで。越えてはならない一線を身をもって学習した。
 ただ、今もあの、ダリのとろけた時計をシャッキリさしたみたいな1円玉の形は、113系の雄姿ともども忘れない。

投稿者 shachi : 2006年03月21日 04:45

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コメント

 そういや、ちっちぇえ頃、従兄弟んちに遊びに行った時に、南武線でやったなあ。一円玉と五円玉。できたての、びやびやの五円玉はほかほかと暖かかった。
 南武線って、今でもおんぼろなのかなあ。

投稿者 Zenta : 2006年03月24日 13:14

南武線も今じゃ銀のボディーで、いまだに全身色つきなのは中央線ぐらいじゃないかなあ。

投稿者 shachi : 2006年03月28日 00:45

 にゃるほど。
 いろいろな路線の中古品を回収して、何とかやりくりしていると言われていた、あれはもうない訳か。えび茶と焦げ茶の間ぐらいの微妙な色合いの、おんぼろ電車。懐かしいなあ。……って言ったって、乗ったことはないんだけどさ。

投稿者 Zenta : 2006年03月29日 20:06

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