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2006年03月22日

春は辞書の季節

 予てから気にしてはいたけれど、タイミングが合わぬままだった大修館の『日本語大シソーラス』。春、即ち辞書の季節、と、デジタル版を購入した。早速インストールして、ぱっと思いついた「破壊」を引いてみる。……ヒットしない。何だよ。しょうがねえなあ、ってんで、全文検索にしてみれば、そりゃ引っかかりますよ。当たり前だ。「破壊」を含む語(例えば、価格破壊)が五つとそれらの語を含む十のカテゴリーとがリスト・アップされる。まずまずのようにも思えるが、全文検索は、当然のことながら、のろい。のろい。のろいよなあ。と、そんな文句をぶつぶつと呟きながら、一頻り遊ぶ。
 語釈のないこの辞典。便利で面白いのは確かであるが、普通の人々には普通の語釈有りの類語辞典の方が良いんだろうなあ、とも思う。見出し語数の少なさも痛い。

 それにしても、私は何故、最初の一語に「破壊」を選んだのだろうか。どんな辞書に当たっても、こういう問いへの答えは載っていない。

投稿者 zenta : 2006年03月22日 13:08

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