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2006年07月04日
王国の終焉
中田も引退して次のチームはかなり一新となるのかな。かつてまだサッカーがマイナー・スポーツだったころ、静岡は「サッカー王国」と呼ばれていた。子供も学生も強かったし、メキシコ・オリンピックの銅メダルには京都の釜本だけじゃなくて杉山隆一がいたし、キャプテン翼くんだって静岡県人だった。Jリーグがスタートした1993年、「ドーハの悲劇」の試合では、登録22人中9人。
先発:松永、堀池、長谷川、中山、三浦カズ。
交代:武田。
出番なし:澤登、三浦ヤス、大嶽。
静岡が極貧ゆえ高モチベーションのスラム県だったのではない。藤枝、清水を中心に先駆的に育成システムを整えてきた成果である。しかし、自ら県人ながら、こんな偏った構成するしかないんじゃあ、ワールド・カップはまだ早えんだろなあなどと思ったものだ。
1998年、初出場フランス大会のときはどうだっかというと、しぶとく9人。
レギュラー:川口、相馬、名波、中山。
交代:平野、小野。
一切出番なし:伊東、服部、斉藤。
さらにぎりぎりで落選した3人に、カズと市川。岡田監督のバランス感覚だったか。
2002年、やっとふつうになってきたが、まだ6人。
レギュラー:小野。
交代:中山、市川、服部、西澤。
出番なし:川口。
そして今回、3人。高原、小野、川口。使い古されていて新鮮味がない。彼らの退場で本当におしまい。すでに高校生クラスではふつうに1回戦負けしている。復活を期するとすれば、アフリカ移民積極受け入れしかあるまい。目指せフランス。
投稿者 shachi : 2006年07月04日 01:19
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コメント
山梨県人は1人でした。止めちゃいました。
投稿者 flint : 2006年07月05日 02:20
いやでもその1人がなんだかんだ言ってもたいしたやつでしたからねえ。
投稿者 shachi : 2006年07月05日 03:17
ありがとちゃんです。
静岡県民様は藤田を生んで育てて下さって、これまたありがとちゃんです。
投稿者 flint : 2006年07月05日 03:35