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2007年01月10日
正月には呑む
正月には呑む。わざわざ書くほどのことではない。当たり前のことである。これには異論はあまりあるまい。朝から呑み、昼にも呑み、夜にも呑む。そういうもの。
さて、では、こんなことをいつまで続けていて良いのだろうか、と考えるに、いつまででしょうね。こうなると、世間と私、あるいは、世間と呑み助との間には、大きな溝ができる可能性がある。
ちなみに、我が家では、四日の朝、席について、自分の分だけ日本酒をコップになみなみと注ぎ、さあ、いただきますか、というところで、おめでとうございます、と言ったところ、もうおめでとうじゃなくていいんじゃないの、という意見を頂戴した。数秒考えたのち、まあね、などと答えた私である。
確かに、三箇日という括りが世の中にはあるわけで、四日目にはもうお屠蘇気分ではなかろうもん、という考え方があるのは致し方ない。然れども、松の内という言葉もあるわけでありますよ。辞書なんぞに当たれば、近頃では七日までを、昔なら十五日までを指す、などというようなことが書かれている。私てえものは、こう見ぇても昔気質の人間でござんすからね。当然のこととして十五日までを松の内と認定致します。世間と言わず、家族にさえ白眼視されながらも、おめでとうございます、ってんで、盃を、こう、くいっとね、煽るのであります。ああうまい。ふふふん。
本日もおめでとうございます。
お天道様の高いうちから呑む酒てぇものは、あれだね、うまいってだけじゃなく、やたらに効きますなあ。すっかり御機嫌な私。御機嫌じゃ。苦しゅうない、苦しゅうない、もそっと近う寄れ……などと猫に呼び掛けてみるものの、無論、相手にされることはない。ま、相手は猫ですからね、などと独り言ちたりしているうちに、うたた寝。して、日が暮れる。ま、これが正月というものなのである。
投稿者 zenta : 2007年01月10日 18:44
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