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2007年09月05日

ダイ・マチュイ

 からすのブログで松井に触れたのは、かれこれ二年ほども前だろうか。ジーコ・ジャパンとかいうものが、ワールド・カップを遠くに近くに眺めながら、人試しを行っていた頃合。結局、松井は選に漏れ、ほとほとがっかりした私であった。その嘆きは、当時の世間ではあまり相手にしてもらえなかったけれど、ここに来て、流れが変わり、随分、大きく扱われるようになりだした、ダイ・マチュイ。結構なことである。今日の夕刊にはカラーの顔写真入りで囲み記事だぜ。二年前にそれぐらい応援してほしかったよ。と、愚痴っても何も始まりはしなけれど……。

 ロナウジーニョも真似したがるにちがいない、先日の変態サーカス、ジャンピング・ヒール・ボレーでの得点が効いたのか、オシム・ジャパンにやっとこ招集されることとなった。代表に定着するのかどうかわからんけれども、直感としては、オシムとの相性は相当に悪そうではある。私が川淵某ほどの権力を持っていたら、オシムと松井のどちらかを、という段で、当然、松井を取りオシムを切る。高齢に過ぎるという問題もあるわけだし。しかしながら、現実はそうは進まず、松井が代表から外れることになるのでしょうな。くそぉ。
 オシムくんが2010年まで頑張り続けていたら、松井のチャンスは薄いまま。その時すでに29歳。うはっ。その次のワールド・カップってのはいくら何でも無理だろうな。嗚呼、哀れなり、松井大輔。結局、礒貝と同じように、私の心の中だけでのスーパースターで終わる運命なのか。

 今日の時点で、2010年の代表候補から松井が外れてしまうって嘆き悲しむのもどうかとは思いますがね。でも、何というのか、そういう星の巡り合わせってものはあるのであります。ネッツァー様々なんぞを引き合いに出すまでもなく。
 ううむ、何だか、微妙に滅入ってきました。しかし、それでも、頑張れ、松井よ、ほどほどに。今後ともへらへらプレーでよろしく。

投稿者 zenta : 2007年09月05日 20:09

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