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2007年01月31日

事務処理だってちゃきちゃきやるぜ。

 あれこれとやらなければならんことが溜まって溜まってしかたがない。ま、世に言う貧乏暇なしってやつ。貧乏暇なしってのは、貧乏だから暇がないのか、貧乏なのに暇がないのか、どっちの解釈が素敵かしら、ううむ、などと、漠然とくるくる考える。こんな愚にもつかぬことを玩んでいるから、気がついてみれば、鯔の詰まって、うわわわわ、あれもこれも、どれも片づかん、どうしたらいいのだろう、うぎゃぁ、などということになるのであります。このばかたれが。

 私、自分では、俺様ってば、やる気になれば、実務もしゃきしゃき理路整然、ってな人間である、と思っていた。事務処理能力は高いんだけれども、やる気がしないから、結局、あれもこれももやもやしたままになり、霧の中を手探りで歩く毎日になってしまうのですなあ、ははははは、なんてな風に思っていたのである。
 ところが、父の著作権関連の事務作業であちらこちらに電話していたら、その思い込みがぐらぐらと揺れ始めた。理路整然たるはずの我が頭脳の理解を超越した奇々怪々な契約や未契約などに次々に遭遇するのでありますよ。それに加えて行方不明や忘却が絡み合い、はたまた登場人物たちの各々の立場による理解の違いが錯綜し、結果として、あたしゃ、ここ二週間ほども迷宮の中をぐるぐるぐるぐるもわもわと歩き続けているのであります。さすがに、目が回ってきた。へこたれてきた。しかし、ここで放り出してしまうわけにもいかず、ああ。

投稿者 zenta : 23:03 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月30日

期待権

「え、なに? ナベちゃんってお笑いやってんの?」
「はい、“ぼれろ”っていいます、ひらがなで。ぼくツッコミで」
「そうかいそうかい、まあ一杯飲みなよ。マスター! んで、おもしろいの?」
「そうっすね、顔芸とか……」
「おー。なるほどー。ナベちゃんさ、ゴリとノッチと木更津キャッツアイのうっちーとかぶってるよね」
「言われます」
「でもさ、どいつも面白くないからチャンスだぜ! 期待してるよ」

 たとえばNHKに取材された側が、期待とあまりに掛け離れた番組にされてしまったというんで訴えて、認められた権利。これを「期待権」と言うのだそうだ。そうだ、期待って、できるんだ。「あるある」頼みでヤセられる期待。難破船引き揚げに投資して1年後元本2倍になる期待。私に教われば必ず合格できる期待。「機械と言っちゃいけないんですけど、産んでいただきたい」期待。パワー・フォー・リビングに期待。ああ、なんか期待って、自由だなー。

「え? ナベちゃん、テレビ出てんの?」
「はい、テレ東のドラマのちょい役で。金曜の深夜……」
「なんだよ、それ、タモリ倶楽部とかぶってんじゃん。だめだよ、それ。明日なんかさ、京急の車両基地訪問の後編だぜ」
「それじゃ、ビデオでも……。ぼくハダカの踊り子のよこで盛り上げてるかんじですんで」
「ふーん。おもしろいの? 期待できんの?」

投稿者 shachi : 15:40 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月26日

安全運転

教習所で最後に運転をしてからおよそ8ヶ月。免許を取ったものの行動範囲は大体自転車で動ける範囲だし、ちょっと遠いとこなら電車乗れば良いしで車になんて乗らなかったんですが、先日、免許を取って初めての運転をする機会がありまして、運転をしてみました。
が、習ったことなど何一つ生かせず、案の定ボロッボロの運転になってしまいました。事故になりそうな場面もあったりなかったりで、一緒に乗ってくれた友達はもう乗ってはくれないでしょう。へたくそだから練習しようと思っても、車がないし。っていうかそんなに車必要ないし。就職したら嫌でも車運転しなきゃならなくなるだろうけど、ま、このまんまでいいか。

投稿者 quwabara : 23:10 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月24日

どこかで聴いたことがあるような

 自主制作映画の音楽、十曲強をまとめて書いているところ。取り敢えず、現状はスケッチの段階なので、ぱっと思いついたものを、ちゃりちゃりり〜ん、だの、じゃんじゃんじゃじゃっじゃ、などと鍵盤を叩いてコンピュータにメモしていく。気の向きようでは、リズムを足したり、ストリングスを入れてみたり。そんな具合。
 作業が一段落したところで、順番に聴きながら、ああでもないこうでもない、なんてなことを思ったり、立ち止まって修正したり。何ともええメロディやおまへんか、うちはほんまに天才どすなあ、などと似非京都弁で阿呆な自讃をしたり。結構なことである。ただ、そんなおり、ふと、これって何だか聴いたことないかな、などと思うことがあるのである。そうなると収拾がつかない。どこかで聴いたことがあるのではないか、あるのではないか、あるのではないか、と呪文のように考え出すと、気になって止むことがないし、そんな疑わしきものを発表してしまったら盗作の誹りを受けることになってしまう訳で、大変だ。大変だ。ああ、大変。
 而して、脳みそをフル稼働させ記憶を耕したり、気になるアルバムをひっくり返したり、友だちに電話して唄ってみて、おめだばこったら曲ば知らねか、などと似非津軽弁で質問攻めにしたりして。それでも埒が明かない。気のせいかもなあ。まあ、一息入れますか、なんてんで、珈琲を飲みつつ鼻歌なんぞ唄っていたら、何だよ、よく考えたら前に書いたあさがやんずの曲に似てるんじゃん、なんて落ちだったり。
 自分の曲に似ているんなら、まあ、大きな問題ではない、取り敢えずは、良かった、良かった……とは思うものの、可惜エネルギーを消費してしもうた、という思いもあり、一気にトーン・ダウンして、今日はもう音楽はやめややめややめや、と三連符で三連呼したのち、酒もってこい、なんてんで、昼間から呑んだくれて、もう正月も終わりだなあ、そろそろ「あけましておめでとうございます」で呑むのも仕舞いにせんとお天道様に申し訳ない、などと、愚にもつかぬことを呟いたりして。まあ、しかし、まだ一月だしね。はは、明日も、おめでとうございます、と言ってみよう、なんて。

投稿者 zenta : 10:05 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月23日

anything is nothing

 anything は「何でも」、nothing は「何もない」という意味。

 I am the one with anything in my hands.
 「私は両手に何でも持っている者です」

などというような慢心があると、近ごろは、たとえば Governor(知事)が、 Director(ディレクター)が、あるいは Peko-chan が、

 I am the one with nothing in my hands.
 「私は両手に何も持っていない者です」

ということになってしまった。
 いっぽう土曜日のセンター試験、第2問、問5はこんな問題だった。

 My sister is in the front row in the picture. She is the one[    ]in her hands.
 1 of everything
 2 of some things
 3 with anything
 4 with nothing

 正解は4。2点。「妹は写真の前列にいます。彼女は手に何も持ってない子です」。これに対し、いや、手に“何でも”みたいな何かが見えてるぞ、おれには、という直感で3にすると、0点。エニシングにすると、ナッシング。

投稿者 shachi : 16:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月19日

リニューアルと携帯と

リニューアルされたってことで、心機一転頑張っていこうと思います。それにしても携帯からのニーズが増えてるんですね。これだけ携帯が普及すると、webを使う人も多いってことでしょうか。その辺僕は携帯でwebを見ることってあまりないからわからないですけど。なんにしても見てくれる人が増えるってなるとうれしいことですね。

携帯電話といえば、今の普及率ってものすごいですね。まわりで持ってない人はいないし、それどころか小学生や老人まで持ってるし。実際小学生くらいの子供向けの機種だったり、お年寄り向けのものすごいシンプルな機種が出てたりしますもんね。でもそういった層に携帯もたせて使えるのか、持つ必要があるのかっていうと疑問ですけど。また、これだけ普及してるのに圏外の所が結構あったりしますし。とりあえず携帯にオプションつけたりするのはどうでもいいから、通話品質だったり、電波状況をもっとどうにかして欲しいもんですよ。

投稿者 quwabara : 14:25 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月17日

携帯でweb

 携帯のへっぽこな機種からでも読めるようにしやがれ、という要望が、読者からのみならず、複数のからすライターやからす特派員からもあがってきたので、「からすの今」はリニューアルして携帯対応版になった(多分)。さて、どうですか、読めてますか。全キャリアの全機種でのチェックなどできるはずもないし、そもそも私の携帯はwebなど見られるようになってはいない。今まで一度としてその必要を感じたことはないし、今後もないんじゃないかなあ、などと思っているけれど、まあ、コンピュータやインターネットの界隈の進化の速度や方向は、予想を裏切ることも屡々なので、絶対にない、とも言えませんか。とにもかくにも、携帯でのテストは一つも行なっておりませぬ。で、どうよ。大丈夫かね。

 webの制作では、どの程度の汎用性を持たせるのか、つまり、古いマシンや数の少ないブラウザなんぞをどのくらい切り捨てますか、というところがポイントというかネックというか、そんなことになることが少なくない。これに加えて近頃じゃ携帯対応サイトにしてくだせえ、という注文が来たりするわけで、自分じゃ携帯でwebを見られもしないのに、机上の知識のみで制作はしてみました、大丈夫かしら、おほほほほ、というような事態も生じていて、何だか自分でもふわふわした心持ちでちょっと気持ち悪い。しかし、全ての可能性を試すことは端から無理なので仕方がないと言えば仕方がない。

 携帯サイトを作ってみて、一つだけ確信したことがある。みなさん、御注意めされ、ということ。いとも簡単に電話をかけさせることができるサイトが作れてしまうし、かかってしまえば、先方に番号が判明してしまう。すると、当社ウェブサイトの御利用料金の支払い期限がきております、などという詐欺ものの電話がかかってくる、ということは簡単に起きうる話であります。ま、結局、その手の怪しい督促は無視してりゃ済むそうではあるものの。

投稿者 zenta : 11:24 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月16日

The deeper, the deeper.

 早朝、商店街を歩きながらこう考えた。夜が深けりゃ深く飲む。量が少なきゃお代は安い。こいつは英語なら、
  The less (I drink), the less (I spend).
そう、ザ・ヒカクキュー、ザ・ヒカクキューで「〜であればあるほど…」だ。しかし、これはやはり、うん、なんか気持ちいいけど、でもやっぱ、量が多けりゃいいってもんでは、ないんだろな。どうっすか、大統領。
  The more (we surge), 「増派すればするほど」
   the less (the war is escalated).「戦争は収束していく」
んですかね。
   the more (the war is escalated).「戦争は拡大していく」
んでもないんですかね。昨今のアメリカじゃ、惑星でなくなっちゃった冥王星 pluto をもじって、格下げになることを pluted とか言うらしいけど、そんならこんなのもありだぞ。
  The hastier, the pluter.
  「急げば急ぐほど格落ちしてゆく」
大統領よ、そんなに急ぐことはない。深入りしたぶん傷も深い。あんたは終りだ。過ちを認め、改めるのだ。わたしはかつて自転車に乗り、(たぶん)先を急ぎ、塀に激突して病院送りになったことを教訓として、自転車を封印した。つまり、
  The slower, the safer.
  「ゆっくりであるほどより安全」
その証拠に、さっきちょっくり電柱に額をぶつけたけど、なんだか傷は負ったようだけど、ちゃんとこうして意識を持って歩いている。

投稿者 shachi : 17:51 | コメント (0) | トラックバック

携帯対策で

 携帯だと読めねえじゃねえか、この野郎、という要望があるということで、急遽、「からすの今」を新しくしました。
 これで各キャリアで読めるようになったのではないか、と祈念しつつ……。

投稿者 zenta : 16:19 | コメント (0) | トラックバック