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2007年10月31日

カード、止められました。

 私はゆるやかな引き籠もりなどと自称しております。単に出不精というベースの上に、汚れた世間のストレスの波が押し寄せて、ああ、嫌な世の中だ、外になんか出たくないやい、というような思いが重なり、押し入れの中に閉じ籠もり……って言い張ろうと思ったけれど、私の部屋には押し入れはなく、やっぱり単に出不精なだけか。

 ネットワークの進んだ現在では、家から出なくとも、用事の大半が済ませられるのはありがたいことでありますな。その場合、必要になるのが、クレジット・カードというもの。ネットでのカード払いっておっかないんでしょ、などと言われることがあるけれど、まあ、カードで支払う場合、ネットだろうが実体のある店舗だろうが大なり小なり危険であることに大差はないと思う。

 孰れにせよ、私の買い物の過半はネット・ショッピングで。支払いはカードで。

 先日も、知人にプレゼントするために萬年筆のインクなんぞを注文したのでありますよ。作業は手慣れたもので、すいすいすすいってなもん。あっという間である。これで一週間もすればモノが届くだろう。
 ところが、翌朝、件の店舗からメールが届いた。貴殿の入力したカードは使用不可なので、振り込みか代引きにするかどうにかしろよ、というような内容。はてな。へえ、俺って、カード止められてんのか。そりゃすごいなあ。何か不思議だなあ。誰かに自慢したいなあ。などと、えへらえへらしていたのだが、よく考えれば、笑っている場合ではない。
 カード会社に電話して、「あんたのカード止められとるで」的なことを言われたんですけれどどういうことでしょうか、と問い合わせる。最初に出た女の人は極めて丁寧な応対ではあるものの、心なしか、あんた、そりゃ、あんたが貧乏やからにきまっとるやないけ、というようなニュアンスを、口調の端っこから感じられなくもない……って、そりゃ被害妄想かもしらんけれど。
 番号や生年月日などを伝え、担当部署にお繋ぎするので少々お待ち下さい、と宙ぶらりん。間の抜けた音楽を聞かされ続けること数分。ぼうっと受話器を持って待っているのって、阿呆っぽいし、手が疲れるますなあ、などと思いつつ、余った片手で鼻毛を抜いて、いててっ、などとやったりしながら、なおも待つ。十分近く経過したところで、先のお嬢さんが出て、すみません、該当部署が大変混み合っておりますので、こちらから連絡させていただきます、と仰る。こういう不毛な待ちぼうけも「骨折り損の草臥れ儲け」と言うべきかどうか。
 カードが止められたからって何がどうなるというのか。リアリティがなく、よくわからぬ私であります。
(まだまだ話が続くので、次週へ)

投稿者 zenta : 16:47 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月30日

公園にて

 図書館に出かけたら、来年春まで長期休館中だって。仕方なくぶらぶら帰って来る途中、ちっちゃな公園のベンチにぽつんとひとり座っている。ほかには誰もいない夕方、日暮れごろ。おれもちょっと休んでくかと近づいていくと、あ、い、石松。肩を丸め、正面斜めちょっと下あたりに視線を落とし、微動だにしない。タイガーマスクのエンディングテーマが聞こえる。横目で伺いつつ通り過ぎようとする私が最接近したそのとき、じろり。耳に響いた「ざばーん」に乗って石松シャンプーのグレープフルーツの香りが。ほんのかすかに会釈をした気がした自分だったが、反応はなかった。

投稿者 shachi : 01:40 | コメント (3) | トラックバック

こわ..。

投稿者 guffaw : 2007年11月02日 09:34

強ければそれでいいんだ〜♪
あちきも生石松が診てみたい。じゃなくて見てみたい。

投稿者 flint : 2007年11月03日 01:33

銭湯なら平日9時過ぎが狙い目ですよ。ただし、男湯。

投稿者 shachi : 2007年11月03日 22:36

2007年10月26日

やられました。

最近の楽しみといえば、休日にサイクリングに出かけることだったんですが、先日やられてしまいました。盗難ですよ。確かに鍵を掛けてなかったってのも悪いんですが、家の前に停めといて盗まれるってのが非常に腹が立つ。シートごといかれちゃってますし、鍵の意味も無い気がしますが、それにしても物騒な世の中です。届けは出しましたが警察は信用できないし、ちょっと自分の足で探してみたいと思います。このままだと新しいの買っても、家に停めといたらまた盗られそうですし。すげぇ嫌になる、あぁツイてない。

投稿者 quwabara : 23:51 | コメント (4) | トラックバック

 自分ちの前で盗まれるって、へこみそうだなあ。

投稿者 zenta : 2007年10月27日 17:00

へこむなんてもんじゃないですよ。
両親が店から帰ってきた時にはあって、その一時間後に僕が帰宅した時にはもう無かったですからね。

投稿者 quwabara : 2007年10月28日 01:01

うちの子が通ってた高校の近所は、鍵を三つ掛けてても自転車が消えるというブラックホールみたいな所でしたが、そこまで極端でなくても、鍵を掛けなかった方が悪いなんて世の中が間違ってますね。
ところで確か一年位前もこんな話、してなかったっけ?

投稿者 guffaw : 2007年10月28日 03:50

してましたね。どうも撤去されたり、盗まれたり、あんまり自転車運が無いようです。また新しいの買って良いものなのか…。

投稿者 quwabara : 2007年10月28日 10:16

harvest


ちょっと遅れたけどバケツ稲のご報告。

 刈り入れは見事な秋晴れの下、shachi氏のG1を借りるまでもなく剪定ばさみで2分で終了、アッケなかったな。
二階の物干し竿を稲架(はさ)にして一週間干したらいよいよ脱穀。教科書には、伏せた茶碗と牛乳パックの2通り
あったが今回はパック法を採用。口を開いて乾かしたパックに稲穂を突っ込み口をつまんでシゴく訳だがこれが中々
難しく、穂のままプチンと切れてしまう。あとで試したら茶碗の方がずっと楽だった。
穂はびっしりタワワなのもあれば、殆んど実の入ってないのもあり、かなりムラがある。同じプランターなのに何故だ
ろう。こんなにムラが有っては商品にはならないだろうに、プロはどうやって選別してるのかね。やはりG1?

 四苦八苦の脱穀も2時間たらずで終了。パックの底を覗いてみれば1リットルパックの1/3程しかない。もう少し
期待してたんだけど,CD下げるのが遅すぎたんだね。

 さてお次は籾摺りなのだが、ここでハタと考えた。教科書では「擂鉢に入れて軟球で摺り上げる」とあるが、家にはその
ボールがない。となりのホームセンターには新設のクボタの精米機があるけど3合ばかりじゃねぇ。精米後は2合足らずに
なっちゃうだろうし、来年用の種籾も要る。味見もしたいが、少しはshachi氏に見て欲しくもある。

そんなこんなで只今家族で思案中であります。

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投稿者 guffaw : 20:15 | コメント (2) | トラックバック

慣れぬワードパッドや写真の貼り付けに気を取られ、改行がメチャクチャなのでした、どぼすっばせん。
あーはずかし。

投稿者 guffaw : 2007年10月27日 15:13

 収穫、おめでとうございます。よかったよかった。レポート、機械に頼りっぱなしの私こそ、勉強になります。
 実の入りに偏りがあるのはうちでも同じです。八月、花が咲く受精の時期に、気まぐれの風にでも吹かれるのかどうか…。選別というか、空籾は擦る時に、どういう仕組みなんだかわかんないですけども、農協のマシンが籾だけをきれいに取り除いてくれます。

投稿者 shachi : 2007年11月02日 01:59

2007年10月24日

今時の広辞苑

 来春早々、広辞苑の新版が出るそうだ。111の一並びでめでたい、というか、おめでたい発売日。現代語をたくさん収録するってなことを嬉しそうに売り口上の一つにしているけれど、私のような古びた頭の持ち主にしてみれば、どこへ行くつもりなんだ、広辞苑よ、と、些か嘆きの気分。「いけ面」「さくっと」「クレーマー」「メル友」「IP電話」なんてなものが新収録語の見本の中にあるけど、どうよ? この「どうよ?」なんてのまで採録されていたりして……って、笑えないなあ。こんな路線で行くのなら、今後の広辞苑はてんで買う気がしない。
 今朝の朝日に、編者の言葉として、現代語を多く採用するのは高齢者の方から若者言葉わからないというようなご意見を頂戴しまして……的なことが書かれていたような気がするけれど、そんなことは新語辞典に任せるべきことでありましょう。広辞苑に載せることはない。百歩譲って、新語は分冊にするってなことなら、まだ許せるかな。いや、いかん、いかん。

 近頃、NHKや岩波が若者文化や流行りものに迎合しようとする傾向が極端に強いように見受けられるが、そういうの、嫌なんだよね。若年層には、つまんねえんだよ、とか、抹香臭えんだよ(勿論、連中が「抹香臭い」などという表現をする筈はないが)、と敬遠されるような、古臭い、硬派な路線を突っ走ってもらいたいのである。そう思うのは私だけだろうか。
 どうせNHKが作る娯楽番組や岩波が作る若向け書籍なんざ、中途半端で面白いわけがない。なので、狙っている若者たちにも素通りされ、古くからの御贔屓筋にはそっぽを向かれ、かえって、じわじわと首が絞まっていくのではないかと御忠告申し上げたいね。
 君ら、進むべき道を完全に間違えとるよ。

投稿者 zenta : 10:06 | コメント (3) | トラックバック

そーだそーだ、まったくだ。
と、思って調べたら、案外そーでもないみたい。

Q.次の言葉のうち広辞苑・初版に採用されたものはどれか?

「アプレゲール」「アルバイト」「PR」「パチンコ」「ブギウギ」「ナイター」「ワンマン」「斜陽族」「鉄のカーテン」「社用族」「闇市」「特需」「てんやわんや」「輪タク」「ノルマ」「八頭身」「裏口営業」「老いらくの恋」

A.全部

『プロジェクトX・広辞苑篇』によれば、編集に二十年掛けたこの辞書のコンセプト自体が「百科事典と国語辞典の要素を兼ね備えた辞書」だったんだけど、間に戦争が入った上に、戦後洪水みたいに新語、外来語、和製英語、流行語、が出てきたので新たにそれらを「2万語採用」を目標に収集し取捨選択したんだって。つまり最初ッから「新語・現代語辞典」の要素も積極的に入れようとしてた訳ね。上記の言葉も戦後のケーハクな新語だけど結構いまも使うもんね。
ついでに言えば「あじゃぱー」「さいざんす」は泡沫語と見て不採用だったと。
新村先生はそれより戦後の漢字制限と旧仮名遣い廃止に大反対だった、というもっともな話。
OEDクラスの日本語辞典編纂を念願とされた先生にとって広辞苑ではとてものこと「夢いまだし」の思いだったでしょうが、編纂の経過を読むとそぞろ涙ぐましくなってしまいます。

「辞書は一部の人の役に立つだけのものでなく、最多数のいろいろの目的を持つ人に役立つものであって痒い所に手が届くようにありたいのである」
                    新村出

「ナイター」を見つつ先人の偉を思う
                    一笑庵   

投稿者 guffaw : 2007年10月29日 06:46

 確かに、広辞苑の初版はそうだったのだろうし、そのことに意味があったと思うんですよ。
 しかしながら、その後、おれたちは硬派だぜ、日本語の見本だよ、みたいな態度を漲らせてきたわけじゃないですか、広辞苑って。
 で、それに対抗して、大辞林や何やかやが百科的なものや新語で殴り込みをかけてきた。
 その結果、広辞苑は「うちはお堅いのが売りですから」的な空気を漂わせ、ユーザたる私たちも、堅苦しいけれど、日本語のひとつの基準にはなっているんだよね、などと思い込んできたわけで。
 いまさら、新語がんがん入れてますよ、なんて宣伝文句は、片腹痛いし、そこで勝負したら、他社に勝つ見込みはないんじゃないかなあ、と。

投稿者 zenta : 2007年11月05日 18:06

まったく同感ですな。
新村父子亡き後はね、どうしてもね。なにやらジョンの音源を好き放題やってるヨーコみたい。
いずれにせよ、僕は一生かかって第二版を使い込むことにしませう。

投稿者 guffaw : 2007年11月07日 18:12

2007年10月23日

I are drunks.

 Timbaland の全米大ヒット“The Way I Are”。I am じゃなくて。近頃ではamもareもisもなく、どれもbeなんだからというんで、I be、You be、He be、とかいうのもさして珍しくはないんだけど、この曲の場合、敢えて are が選ばれているのか。

(女)I like you just the way you are
   私はそのままのあなたが好き。
(男)Can you handle me the way I are?
   そのままのおれをうまく扱える?

と韻を踏んだというだけで、その他の深い意味はないのかもしれない。でももしかして、そうでないかもしれない。いろいろ調べればわかるのかもしれないけど、自分なりに I are の理屈をちょっと考えてみた。

 are は you のほか複数の主語に対応する。とすると、「I are 〜」は「私は〜の一部、一員だ」ということではないか。つまり、

 I am one of the Kurds.
 おれはクルド人の一人だ。

これを簡略化するために、am を are に差し替えているのではないか。つまり、am one of = are 。

 I am a Kurd. But I've never got a gun.
 おれはクルド人だ。でもけして銃は持たない。

この人は個を主張する。対して、

 I are Kurds. I fight for the land.
 おれはクルド人だ。国土のために戦う。

と言う彼はクルド戦士を代表しているのである。
 Timbaland の歌詞の男はどうか。are は「存在」を表し、「イコール」の上の例と意味は同一ではないが、「ある集団の一員としての存在」としての「私」を意識していると考えればよい。つまり、

 I'm about to strip.
 Can you handle me the way I are?
 いま脱ぐぜ。おまえ、おれみたいな男を乗りこなせるのかい?

と言っている。これは私という個を集団に埋没させるひとつの婉曲的な用法とも言えよう。

投稿者 shachi : 01:39 | コメント (1) | トラックバック

この話題と直接には関係ないけど、昨日見たイラン映画に出てきたセリフ。

「親方、なんで俺達イラン人より、アフガン人なんかをヒイキするんだ!」
「そりゃ、あいつらがお前らより、ずっと安い給料でずっと良く働くからじゃねえか。」

「てめぇ覚悟してろ!俺はクルド人だぞ、恨みは晴らすまで絶対忘れねぇんだ。いつか必ず復讐してやる!」

映画は『少女の髪どめ』
実にしみじみとした良い映画でした。


投稿者 guffaw : 2007年11月04日 01:57

2007年10月19日

途中経過

相変わらずつくばに通っております。長い電車の中、気持ちよく眠っているのに下車駅手前でうっさい女子高生達に起こされる毎日です。まだ研修途中ですが、一般家庭に設置するルームエアコンの据付ができるようになりました。事務所にいるよりなんだか充実している気がします。ただ、朝早いのだけが・・・。また来週もがんばろう。

投稿者 quwabara : 22:59 | コメント (1) | トラックバック

 手に職がつくってのはいいですなあ。エアコンの取り付けってなことは、ギターやベースなんぞより、よほど世の役に立ちましょう。

投稿者 zenta : 2007年10月23日 18:34

2007年10月17日

ザ・ラスト・アシタバン

 明日葉生まれ明日葉育ちのキアゲハの幼虫たち、生粋のアシタバンズ。その食欲は旺盛でがんがんががんと喰い進む。秋休み気味だった葉が、その刺激でやる気が出たのか、負けてたまるかとどんどん育ち始めた。世の中、うまいことできておりますなあ。むぐむぐむぐむぐと齧られまくり、一つの枝が茎だけを残した棒状になる頃には、あちこちから新芽が出て、全体的には喰われた量よりも明らかに大きく育っている。しかも、若い葉は彩りも瑞々しく、見るからに活気に溢れ、おお、何だか気分いいぜ。わはははは。
 しかしながら、何事にも終わりはあるのであります。アシタバンズは、十分にでかくなると、一匹、また、一匹とどこかへ消えてゆく。貪欲烏に啄ばまれたのではなく、蛹化を前に、安心して冬を越せる場所を求めて旅立っていったのだと思う。そうじゃなきゃ嫌だよ。

 金曜の朝、まるまると膨らんだラスト・アシタバンが、頭部を下にして、顔をあちこちに巡らしているのを発見。最初は、寒さに弱って落ちそうになっているのかと思ったけれど、考えてみるに、ああ、おいらもいよいよ旅に出る頃合いだ、さて、北へ進むか南へ行くか、はたまた未開の西を目指すか、と案じていたのではないか。だとすると、こまめに観察しておれば、遂に地面を移動する姿、及び、その目的地を確かめることができそうだ。うひうひうひ、なんて、阿呆っぽい笑いを浮かべて喜んだ私です。ま、でも、連中の足てぇものは数ばかりは多いけれども、相当にのろそうだからね、このままずっと見張っている必要はなかろうぞ。小一時間おきにでも覗けばいいやね。

 その日、午後からどうしても外せない打ち合わせがあり、外出に不慣れな私はばたばたばたばたばたんばたんと、猛烈にどたばたしていたのであります。しかも、夕方にはまた別の用事もあるもんで、スムーズに進行せねば収拾がつかなくなる。忘れ物などないように。ハンカチは持ちましたか。爪は切りましたか。お菓子は200円まで。バナナやミカンはお菓子には入りません。などということをやっておるうちに、すっかり忘れてしまい、小一時間どころか、二時間以上が経過していた。うがぁー、と叫んで、慌てて、表に飛び出し、しかしながら、万が一、キアゲハの幼虫がのろくさ歩いておるのを踏みつぶしては大変なので、表に出てからは、慎重にあちこちに目を配りながら、明日葉を眺める。いない。周囲を眺める。いない。捜索範囲を広げて、あちらこちらを探すけれども、やはりみつからない。しまった。しまったなあ。

投稿者 zenta : 18:20 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月16日

仕事の話

 ちょっと前、歌舞伎町のでっかい居酒屋を仕切るマッタイラさん曰く、
「いやー、募集してもね、日本人は来ないねえ。時給1300円だけどね。半分は中国人と韓国人よ」
 婚礼業アライ曰く、
「こっちもおんなじです。韓国人の留学生の娘がいて、すごい良くやってますね。日本人は女の子ばっか。男が来ないですねえ。男は何のバイトしてんでしょうねえ」
 ツダ君のとこの現場仕事は男ばっかりだよ。まあ、婚礼業界は女性の職場ってイメージが出来つつあるし、それに基本土日だけだし、季節労働だし、難しいところはありますな。でもそうそういい仕事にありつけるわけでもない昨今、グッドウィルやら何やらに搾取される日雇いバイトよりはましな気もするんだけど。いやしかし、そもそもどの業界に関わらず、このところ景気が良くなってきたってんで、正社員への門がまた開いてきてるのか。
 先週、会社で人事のイガラシ君曰く、
「売り手市場なんて言ったって、そりゃ一部の評価の高い学生で、そういうのの獲り合いを人気の各社でやってるんですよね。でもまあ、確かにうちも採用枠広げたし、選ばなけりゃ、正社員にはなりやすくなってるってことはありますね、一時期よりは」
 なるほど、いろいろ希望もあるけど安定こそが本筋、って人はチャンスが増えてるか。でもそれは新卒の話。一方で派遣・パートを使ううま味を知る企業はその線を捨てたがらない、というようなことを新聞が書いてたっけ。世界一間近のトヨタにして、そうだって。
 きょう図書館でコピーしてきた昭和36(1961)年3月20日の朝日新聞の「朝日ジャーナル」の広告曰く、
「臨時工―経済成長のかげに。臨時工の採用がこのところふえている。しかし、一方、臨時工のあいだでは、劣悪な雇用条件への不満と、将来への不安を訴える声が多い。一体、臨時工とは、どのように差別扱いされた身分なのだろうか。豊田市を中心にその実態をさぐる」
 昔っから変わらないんですな。仕事はあるにはあるけれど。
 風呂屋ではヤマさん曰く、
「仕事はな、自衛隊がいちばんおもしろかったな。海上自衛隊。40年ぐらい前。潜水艦乗ってな、横須賀から日本全国いろんなとこ行くのよ。美味いもん食ってな」
 テツ訊く、
「もうかんの?」
 ヤマさんニヤリ、
「いちばんもうかってんなぁ、そりゃ馬よ」
 テツもニヤリ、
「やっぱ馬が本筋だ」

投稿者 shachi : 19:53 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月12日

休み続きで

最近連休が多くだらけてしまっている気がします。仕事にも身が入らないし、毎日眠くてしょうがない。しかし、来週の月曜日からつくばにて研修が始まります。とりあえず10月いっぱいありまして、その後もまだまだ続くのですが、泊まらせてくれるわけじゃないので、毎日通わないとなりません。朝もいつもより一時間以上早く起きないといけないし、ちょっとだらけている場合ではなさそうです。でも行くからには、エアコンのひとつでも取り付けられるようになって帰ってこようかと思いますよ。

投稿者 quwabara : 20:43 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月10日

キアゲハ・ベイビーズ、ザ・ニューボーン

 明日葉に移動したキアゲハの幼虫たちは、食べ物が尽きることがなくなり、がんがん育っていった。そろそろ蛹になる頃合いですなあ、と思っていると、次の朝にはいなくなる。この時期に蛹化するものは、当然、そのまま越冬することになるだろうから、頑丈で、しかも、外敵からの攻撃を受けにくいような場所を探して移動したのだろう、と思っている。想像と願望。いや、きっとそうだ。随分とでかくなって、そろそろだな、というところでいなくなるのだから。
 カアカア烏がいくら賢いといっても、蛹になる直前というほどに大きく育つまで食するのを待ち、さあて、そろそろよろしかろう、と呟いてパクリといく。そんなことがあるだろうか。ううむ。ないとは言い切れない。あるかもなあ。連中はなかなかの知能を秘めておりますからな。
 わりと間近いところで訴えるようにアーアー鳴いておる奴を見つめていると、もしかして、どこぞの王子が魔女に呪いをかけられて烏に変身させられてしまっているのではないだろうか。助けてくれたまえ、我が呪いが解けた暁には、貴公に領地を少しく与えてくれようぞ、と訴えかけている……なんてなことは思いませんが、しかし、それでも、何か人間的なものをアピールしているように思えることは、ある。ふむ。

 明日葉移動組の二匹が十分な大きさになっていなくなった。どこか安全な場所で蛹になってくれているといいな、と思う。さてさて、これで、今年の幼虫騒ぎもおしまいだな、と、安心したような、それでいて、何だかちょっと寂しいような気がしなくもない。いや、気がしなくもなかった。
 その翌朝。うひゃひゃひゃ、何たることか、新しくちっこいキアゲハ・ベイビーズが明日葉の上をうろちょろしているではありませんか。いやぁ、10月だってのに、また産卵ですか。マザー・キアゲハも頑張るなあ。
 もしかして、今度のベイビーズは、ここの明日葉出身のキアゲハの子どもたちなのではないだろうか。羽化までの最短の日数ってどれほどなのかな。わからない。

 孰れにしても、今度のベイビーズは明日葉生まれ明日葉育ちの、根っからの明日葉っ子である。彼らにとっての食草と言えば、当然、第一に明日葉ってことになるのだろう。そろそろ止めようかな、と思っていた、このタフな草を来シーズンも育てなければならんのぉ、という気になりますな。
 我が家のガーデン的なものの本来は、自分たちが食べるようにと思って始めたものなのに、キアゲハのために育て続けるってのも、何だか微妙な感じではあるけれど、ま、しょうがない、しょうがない。これも一つの巡り合わせでございましょう。

投稿者 zenta : 00:36 | コメント (4) | トラックバック

何で読んだか忘れたけど、蛾とか蝶って蛹の中で一度ドロドロに液化するんだってね。
目玉とナントカ?以外は一旦溶けてその上で成虫の格好に変身して出てくるんだそうなが、あたしゃテッキリ蝉みたいに脱皮するだけだとばかり思ってたからビックリしました。あたし以外の人には常識なのかも知れないけど、ともかく自然の偉大さ、不可思議さを感じた次第。
それにしても「モスラの繭」さ。成虫になってたからよかったけど、液化の途中で原子熱線砲を当てられてたら芝一帯、エライことになってたなあー。
いや、よかった、よかった。

投稿者 guffaw : 2007年10月11日 04:26

 蝶や蛾に限らず、クワガタやカブト、蜂や蝿なんかも、同じく完全変態ですよ。
 いわゆる芋虫から蝶への変身もすごいけれど、クワガタの変わりようも強烈ですよね。小さい頃、ものすごく不思議に感じた。まさに驚異。

 考えてみりゃ、人間だって精子と卵子から始まって、こんな戯言を撒き散らすような存在に辿り着くわけで、これはこれで十分に自然の神秘ですけれどね。

投稿者 zenta : 2007年10月11日 09:36

甲虫類も?
と思い検索して納得。
ヘラクレスオオカブトなんか凄いね。
あれ福島の山ん中で捕まえたよ。あんなの日本に居ていいのかなあ。

投稿者 guffaw : 2007年10月13日 04:35

 ヘラクレスオオカブトが福島の山ん中にいてはいかんですよねえ。生態系が壊れること必定です。
 この場合、捨てたのではなく、逃げられたってことなんだろうけれど、どっちにしても困ったもんです。

 小笠原のグリーン・アノールなんかもとんでもないらしいですよ。

投稿者 zenta : 2007年10月23日 18:41

2007年10月09日

キンモクセイの前の部屋

 去年の夏、大家さんの庭のそこら中を舐め尽くし、私の部屋の窓からの侵入をも常時伺っていたヤブカラシ。夏の終わりに根元近くで切られてしまった。今年、旺盛な生命力を見せることは見せたけど、やっと二階まで辿り着いたところで時間切れ。ついに秋になって、成長は止まったみたい。それでも暑いのが長引いたせいで、ベランダの縁に最後の花を咲かせた日は、玄関ドア前のキンモクセイが花を咲かせた日に重なっていた。それでわかったのが、ヤブカラシの花とキンモクセイの花はどっちもオレンジがぽつぽつしてて似てる。近くに寄ってみると全然似てないけども。
 天候に植物は左右される。でも、閉め切った屋内で人間がコントロールする栽培もあるんだよな。うちの隣、引っ越して来てもう二年になるかな。一度も窓を開けないどころか雨戸閉め切って何やってんのかな。真っ白の蛍光灯は点いてるけどな

投稿者 shachi : 15:54 | コメント (4) | トラックバック

 普通に考えたら、そりゃ、やっぱり爆弾作ってるんじゃないの?

投稿者 zenta : 2007年10月11日 16:36

テロリスト? んー、なんせ顔を合わせたことがないわけで、つまり、敵は用心深く隣人を避けていることは確か、でも、人の気配はあるわけで……。

投稿者 shachi : 2007年10月13日 01:10

二年?
あのオバちゃん出てったんだァ。そっかぁ。
それはさぞ大家さんもホッとされたことでしょう。
テロならあのオバちゃんが一番心配だったもんね。
でもそのあとが引き籠りじゃなー。あの部屋トラブル続きだね。
もう三十年も前の話だけど火事にもなっててさ、炎が屋根から噴き上げたくらい凄かったんだと。三畳間の天袋見てごらん、まだ炭が落ちて来てるでしょ。
一回その引き籠りを引きずり出して風水でも見て貰った方がいいんじゃないかなぁ。

投稿者 guffaw : 2007年10月13日 02:40

 あらまあ、火事まで。怖くて天袋、開けられません。人のせいか部屋のせいかわかりまへんけれども、人の気配が消えますねえ。いやしかし、おばちゃんはふつうに洗濯物干したりしてたからな。作り方間違えてボーン、あらまたあすこで火事? とか、やだな。

投稿者 shachi : 2007年10月14日 01:04

2007年10月05日

本を読む

久しぶりに本を読みました。「パンク・ハードコア史」。ひたすらその手の音楽の歴史を追っていく本です。知っているバンドのことが書かれてるとうれしくなったり、知らないバンドが出てくると、へぇーなんつって勉強しつつ、なかなかスラスラと読めました。筆者の主観も結構入っていたかとも思いますが、それでも楽しめました。ただ知らないバンドが多すぎて、まだまだなんだなとも再認識させられました。結局俺、本読むのもこの手の本しか読めないんだな。。。

投稿者 quwabara : 22:01 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月04日

悪夢か。否、現実だ。

お久しぶりです。
見た目40後半、中身小学生、実はこれでも18歳なhal9000です。
どうも卒業してから見た目の老化速度が速まったように思えてなりません、はい。

そんな私は最近ギター入門と睨めっこしながら試行錯誤中。
友達とバンド組んで演奏したいね、と話をした事がキッカケでボーカル以外全員実力皆無というメチャクチャなバンドを組む事になりました。どうなることやら。


さて今回は私にギターを改めてやり直そうと思わせたバンドのライブに行ったときの様子をここに記したいと思います。


それは『ナイトメア』というヴィジュアル系バンド(guffewサン曰く『梅沢登美男バンド』)が日本武道館で行ったものです。

しかしそこでは生まれて初めてお客さんに驚かされました。


それは浴衣美女のヘドバン(笑)


周りがゴシック・パンク・ロリータに大量口ピアス、ド派手メイク、色とりどりの髪という雰囲気な中の綺麗で清楚な格好。
『綺麗だなぁ。』と眺めていたら曲が始まった途端に狂ったが如く頭を振りまくるではありませんか。

こんなところで驚いてんだから背後から女の子のデスヴォイス聞こえてきたときにはフリーズする始末(苦笑)

レッチリのときに比べ平均年齢が圧倒的に低くしかも容姿端麗な男性5人バンドなもんだから見事に女の子ばかり。
その上、この手のバンドの熱烈なファンは排他的で新規のファンには嫌がらせするというもんだから最初5分はビビって楽しめなかったってんだからしょうがない。
だから毎回『こんの田舎モノ!』と後悔するんですよね;

ライブはゴンドラ(リフト?)で2階から1階へ降りながら登場したり、オーケストラがアンコールで登場したりと様々なことをして楽しませてくれました。
(勿論演奏もですが!)

そんな訳ですぐに周囲に気にすることを忘れ叫んで、振りやってと三時間たっぷり満喫出来ました(^^)
いやぁ、良かった良かった!


・・とここで終わらせられたらどんなに良かった事か。
ここで裏話を載せておかないと(ライブ前の話に限った事ですが)夕飯抜きの刑に処されてしまいそうなのでそれも記したいと思います。

★ライブ前

・チケットを忘れたことに五反野で気付き家の最寄駅まで戻りquiltサンに届けてもらう(小学生か)

★ライブ後

・履いていったブーツの底が両方一気に剥がれ東京のアスファルトの上をそのまま歩く(痛い痛い)

・何故かホットドッグの熱で指輪が溶ける(未だ理由不明)

・神保町の町に拒絶される(オフィス街は閉店時間が早い!)

ライブ後の3つ目の話に限っては暇してたお巡りさんと世間話出来たりしたからそんなに気にすること無かったんですが残りは・・・;


ーま、今思えば良い思い出です・・・否、良い思い出と思い込みたいです。


この日は一日良くも悪くも『悪夢』尽くしなのでした。


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投稿者 hal9000 : 20:54 | コメント (2) | トラックバック

hal9000ちゃん、お久し振り〜
「ヴィジュアル系バンド」は昔(黒夢とかがインディーズだった頃は「オケバン(お化粧バンド」なんて呼ばれ方をしていたのをご存じ?
そして、当時から着物や浴衣姿の綺麗なお嬢様方が、LIVEが始まると同時に「何の儀式ですか?祭りですか?」ってな感じで暴徒と化していましたよ。

前後に反省点はあれど、LIVEは楽しめた様で良かったね。
THE Willardの曲に「Nightmere」ってのがありますよ。私が高校生だった頃の曲だけど。

バンド頑張ってね〜


投稿者 flint : 2007年10月05日 01:54

 ライヴ後の話がいいですなあ。
 マンガを書くより、君自身がマンガの主人公になる方がいいんじゃないの?

投稿者 zenta : 2007年10月11日 09:46

2007年10月03日

キアゲハのロング・ウォーク

 我が家のパセリにキアゲハの幼虫軍団が到来したのは七月のこと。こうなっちゃしょうがねえ、ってんで、彼ら(あるいは、彼女ら)の気が済むまで喰ってもらった。その後、無事に蛹になれたのかどうかというのはわからない。パセリの枝で蛹化するようなあほなものはおらんのであるからして。どこかで無事に立派な蝶となっていてくれることを祈るけれども、自然界はそうそう甘くはないわけで、外敵や悪条件によって命数尽き、羽開くことなく終わってしまったものたちも少なくないだろうな、と思われる。ああ。
 連中の食欲はものすごい。結局、丸坊主になるまで喰い尽くされてしまった。しかしながら、パセリの生命力も大したもので、その、殆ど茎しか残っていない状態から見事に復活して、次第に葉を広げていき、先月半ばぐらいからは、それなりの豊かさを見せ始めたのでありますよ。おっ、良い感じに育ってきたじゃん、祝復活、ってな感じ。ところが、そう思ったのは私だけではなかったのであります。界隈を飛翔するキアゲハ嬢も同様に感じたのでしょうな。すかさず、卵が産み付けられたようで、あっという間に、またもや幼虫軍団が犇めく有り様となった。
 しかしながら、今回は全然葉の量が足りない。復活途中のパセリですもの。あっという間に葉は喰い尽くされてしまった。食草を失った彼らはどうするのだろうか。ううむ。天命尽きたりと死を待つばかりなのか、それとも……と案じていた。何日前のことだったかな。思い出せない。ライヴ連発、従って、過度のアルコール連発のため、記憶回路に難あり。もやもや。
 とにもかくにも、その翌朝、茎だけになった残骸のようなパセリの周辺に幼虫たちの姿はなかった。これが世に言う自然の定めというものなのだろうよ、とは思うものの、些か暗い気持ちにならざるを得ず。不似合いな溜め息なんぞ吐いてみたりしながらうろうろしていたところ、おおお、あああ、ううう、えええ、いいい、連中発見。わずか二匹だけだけれども、発見。
 彼ら、明日葉に移動しておりました。直線距離にして1メートルほどのものだと思うけれど、地べたを歩くようにできていそうにない彼らの吸盤様の足を思えば、ものすごい距離に相当するだろう。私の足に換算するならここから中野区新井一丁目ぐらい? それとも、稲城の矢野口ぐらい? それとも、坂戸の高麗川ぐらい? などとなどとなどと、知っている地名を列挙して比較してみても詮無きこと。とまれかくまれ、いやはや、大したもんだ。すごいぜ、キアゲハ・ベイビーズ。

 それにしても、連中が明日葉を喰うなんざ知らなかったよ。念の為に、調べてみたところ、明日葉もパセリと同じセリ科の植物。キアゲハの幼虫が食するのは当たり前のことのようである。
 だとすると、パセリを守りたかったら、彼らをはなから明日葉に移住させてしまえば良かったのだな。あの葉っぱはがんがんがんがん育つから、がっつきの激しい彼らにとっても明日の糧を心配する必要がなくなって、結構なことなのではなかろうか。昨夏、パセリを喰われまくってしまった友だち(シンガー・ソング・ファーマー?)にも教えなくちゃな。

投稿者 zenta : 14:05 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月02日

稲刈り07

 行ってきました。白菜はいきなり虫に食われちゃってたけど、米のほうは暑い夏が良かったのか、量的には例年より少し多めでいちおう豊作。ただ、例の先月の台風がずいぶんとなぎ倒していってくれたおかげで、作業はいつもよりちょっと大変でした。
 コンバイン導入後の稲刈りは、はっきり言って楽。かつて親戚総出の十人近くでやっていた作業が一人で出来ちゃう。んだけど、稲がばったり倒れていると、もう一人が前に立って人力で起こしながら進んでいかなくてはならない。ま、狭い田んぼだし、コンバインの一歩先をちょっと腰を屈めて稲を起こしつつ先導するぐらい、たいしたことじゃあない。最新式には何か先進の機構が搭載されているかもしれないけど、刈り、脱穀し、袋詰めしてくれるだけで御の字、
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ジー・ワン・スカイロードに謝意を表したい。

 うちは玄米を欲しがるお客さんが多いので、乾燥させた米を農協に持って行って、でっかい機械で擦ってもらう。近くの富士西農協は予約がいっぱい、で、「早いもん勝ち」という田子ノ浦ライスセンターへ。行ってみると、この秋導入したばっかりという最新式コンピューター制御のヰセキ製精米機がそびえ立っている。同時に三組の処理が可能で、30分足らずで30K×25袋が16袋(8俵)になって出来上がり。あとは職員がフォークリフトでトラックまで運んでくれる。手際は良く、予約不要というのも納得。
 ところで、ひっきりなしにやって来る百姓たちはみな、おじいちゃんおばあちゃんばっかり。おばあちゃんたちが30キロを軽々とまでは言わないけど、ふつうに持ち上げる。地面ぎりぎり、無駄がない。運び方がなんだかへなちょこな私が最年少。まあ平日だったってこともありますが。

投稿者 shachi : 19:42 | コメント (2) | トラックバック

収穫おめでとう!
すごいねG1、袋詰めまでしてくれるんだ。

我が家の「ひとめぼれ」も順調に色気づいて、そろって下向いてモジモジし出したので、落水したつもりなんだけど、ここんところの雨で中々土が乾きません。
あれって乾くまで刈っちゃいけないの?
ここに来て肝心の稲刈りの見切りが出来ないで居ります。

そうこうしてる内に雀がチョイチョイ摘まみに来てる様なので昨日CDを2枚紐で吊るしてみました。
こんなんで効果あるのかなと思ってたら、今朝そこらでチュンチュン怒ってたみたいだから、きっとこれでいいんでしょう。

いざ収穫となったらG1ちょっと貸してね。
2秒で済むからさ。

投稿者 guffaw : 2007年10月04日 17:25

 どうもです。百姓です。
 稲穗が垂れてるようだったら、刈っちゃっていいでしょう。土の湿乾は関係ないと思います。「ちょっと青いぐらいがいい」とか言ってた農協のタカギさんもいた。
 あとは天日干し。一週間ぐらいかな。ずっと晴天ならもっと短くていいと思うけど、もう掛け干ししなくなって随分なんで、具体的に何日間、というのは覚えてないです。
 ほんとは天日に当てたほうが美味しいと思うし、実際今じゃ「掛け干し米」というのが割高で売られてるらしいですけども、なかなかその労力が割けないんだよなあ。楽に流れちゃって。

投稿者 shachi : 2007年10月05日 02:17